甲状腺機能亢進症の一種(バセドウ病)も汗かきの原因の1つ
こんにちは!けんちゃんです。
人より異常に汗をかくという事に悩んでいませんか?私も以前はかなり悩んでいました。今回は私の経験をもとに汗かきの方の悩みをひとりでも多く解決したいと思い記事を書きました!結論……私の場合、汗かきの原因は甲状腺機能亢進症(バセドウ病)でした。汗かきと言っても色んな原因と汗のかきかたがありますが、今回は甲状腺機能亢進症による汗かきについて説明していきます。

引用元:いらすとや
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)ってなに?
バセドウ病は甲状腺ホルモンが過剰に分泌される免疫疾患です。症状は以下のようなものがあります。
- 眼球突出:眼球が前に飛び出たように見える。
- 甲状腺腫大:首の前にある甲状腺が腫れる。
- 頻脈、動悸:心臓がドキドキしたり、速く脈打つ。
- 体重減少:食欲が増えても体重が減る。
- 多汗:汗をかきやすい。
- その他:暑がり、手の震え、不眠、イライラ感などがあります。
私の場合は、体重が減る・異常に汗をかく・異常に疲れるし体力(持久力低下)を凄く感じていました。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の発症のタイミングと男女割合
バセドウ病は女性に多く、20代~30代で発症する事が多い傾向にあります。
バセドウ病は1000人に2~6人いると言われており、女性の割合が男性の5倍という特徴があるが私の個人的な感想にはなりますが、男性でも気付かずに隠れバセドウ病の方は多いと思っています。
それは私が恐らく発症したと思う時から10年程、放置したと思っているからです。16歳の頃に急にめまいがして座り込み息切れ動悸を感じたが、30分程でおさまった為に放置し、その後10年間程、汗かき・体力の低下などに悩まされました。ですが我慢できる程度で健康診断も数回受けたが問題として上がらなかった為、「俺、他の人より汗かきなんだ~」でほったらかしていました。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)を放置するとどうなる?
バセドウ病は本来は直接、死に直結するような致死率の高い病気ではありません。ですか治療の途中で治療を辞めてしまった場合、治療をやり直しになってしまい治療の期間が長くなったり、他の病気と合併症をおこし重症化して死亡に繋がったり、悪化して甲状腺クリーゼを起こした場合、最悪は多臓器に不全を起こして突然死になる可能性はあります。
検査方法
内科に行って症状を伝えて血液検査を行い、甲状腺機能の数値も診てもらいましょう。
なぜなら、バセドウ病は通常の健康診断で発覚する事は困難です。症状重く歩けないとか本当に全力疾走した後くらいの怖くなるくらいの症状であれば病気に行って検査するかと思いますが異常は感じるが我慢できると考えて検査しなければみつからないのです。実際に私がそうでした。
病院に行くほどの緊急性が感じなくて10年以上も悩んでいたが内科に行く機会があったため、10年以上悩んでいるのですが……と相談した事が病気発見の経緯でした。

引用元:いらすとや
治療
結論:バセドウ病は完全に治る事はありません。
寛解といって再度発症するリスクはあるが症状をコントロールし抑えて健康的な生活を送れるようになる事は可能です。
薬物療法:薬を飲み続けて症状を抑えます。個人差はありますが、2年間ほど薬を飲み治療する方法。
放射線ヨウ素治療:甲状腺を破壊し、甲状腺ホルモンの生成を抑える。
手術:甲状腺の一部または全部を切除する治療。
私は薬物療法で治療を行いました。約2年間通院し薬を飲み血液検査を繰り返して血液検査の結果が正常になるまで行いました。数値によって医師と相談し薬の量と検査頻度を決めて進めていくかたちです。

引用元:いらすとや
費用
私が行っていたのは8年程前ですが、病院によって異なると思いますが血液検査を行う際は5000円で薬検査結果と薬を貰う時は2000円程でした。最初は月に1回が数値により3カ月に1回になるので少しずつ楽になっていきます。確か2年程かかりましたが、今では寛解し健康に生活を送れるようになり病院も本来は定期的に行く必要があると思いますが現在は体調に異変を感じた時(バセドウ病の再発を疑った)に行くようにしている為、8年間で2回しか行っていません。
まとめ・感想
私自身の経験をもとに記事を書きましたが、専門家では無い為、気になる症状や疑いがあれば病気に行って医師に相談する事をオススメします。私自身も悩むのではなく早く病院に行って医師に相談し早期に治療を行えばよかったと思いました。バセドウ病だけでなく、体の悩みには原因や治療法がある事もあると思いますので一度医師に相談しても良いと思います。
最後まで記事を読んで頂きありがとうございます。ひとりでも多くの人の汗かきの悩みを解決できますように…